経営者特集

「その迷いは、選ぶ力で変えられる」——柴田郁夫社長が届ける、人生をひらくキャリア支援

"選ぶ力"が、あなたの人生をひらく

—— 柴田郁夫社長が描く、キャリア支援の本質と希望

「自分のキャリアは、自分で決める。」

そう語るのは、志木サテライトオフィス・ビジネスセンター代表取締役であり、一般社団法人地域連携プラットフォームを率いる柴田郁夫社長。

一見すると当たり前のように聞こえるこの言葉。しかし、現代において「自分のキャリアを自分で決める」ということは、想像以上に難しい。
情報はあふれ、選択肢は無数にある。にもかかわらず、多くの人がキャリアの迷路から抜け出せずにいる。

✔️ 転職市場が活発でも、何を選べばよいか分からない
✔️ 資格を取っても、活かし方が見えない
✔️ 副業や独立という選択肢が広がるほど、迷いが深くなる

「選択肢が増えたからこそ、“決められない人”が増えているんです。」

そう語る柴田社長は、20年以上にわたり、キャリア支援の第一線に立ち続けてきた。
その活動の根底にあるのは、“選ぶ力”を育てる支援という哲学だ。


■ 国家資格キャリアコンサルタント

—— "選ぶ力"を育てる講座

国家資格キャリアコンサルタント——聞き慣れない人もいるかもしれないが、「相談者の職業人生を支援する専門家」である。

柴田社長が提供する養成講座は、単なる資格取得にとどまらない。
それは、“選択肢の見つけ方”と“納得して選ぶ力”を身につける場でもある。

講座で学べる内容は幅広い。

・キャリア理論・カウンセリング理論
「聞く・引き出す・整理する」技術を身につける

・労働法・社会保険制度
相談者の働き方の選択肢を増やす知識

・メンタルヘルスと職場対応
心の課題に寄り添える基礎力

・キャリア教育・倫理観の涵養
支援者としてのあり方を学ぶ

実技も重視されており、ロールプレイや模擬面談の中で“実践的に支える力”を育てることができる。

「キャリアコンサルタントは、答えを与える仕事ではありません」
「“自分で選べる人”になるための土台づくりを、一緒に行う存在です」

柴田社長の講座は、そんな支援者の在り方を体現するものだ。


起業も、選べる人生のひとつに

「創業スクール」というもう一つの扉

「自分で何かを始めてみたい」
「会社に縛られない生き方にチャレンジしてみたい」
そんな声は年々増えている。しかし、多くの人が同時にこうも感じている——

「でも、何から始めたらいいかわからない」
「一人で起業なんて、やっぱり無理かも」

そんな“やってみたい”と“やれないかも”の間に立っている人たちに、柴田社長は新しいスタートラインを用意してきた。
それが、志木市・商工会と連携して開講されている「創業スクール」だ。

このスクールでは、起業に必要な知識とスキルを、実務ベースで体系的に学べる

・ビジネスモデルの構築法
アイデアを「収益化可能な構想」に変える実践型ワークが中心。現役経営者からのフィードバックも受けられる。

・集客・広報・ブランディングの戦略
SNS運用からホームページ設計、名刺の作り方まで、今すぐ使えるノウハウが学べる。

・資金調達・税務・法人化の手続き
銀行交渉や補助金申請、経理の基本まで、苦手な人でも一歩踏み出せるよう丁寧にサポート。

・メンタルマネジメントと自己理解
「起業後に孤独を感じる」「モチベーションが続かない」——そんな声にも応えるプログラム。

参加者の多くが「自分にもできるかもしれない」と前向きになり、卒業後に実際に開業に踏み切る例も少なくない。

「“独立できる人”ではなく、“独立を選べる人”を増やしたい」
—— 柴田社長

“選択肢としての起業”を当たり前のものに。
その思いが、このスクールの土台にある。


組織からも変える

「組織キャリア開発士」の挑戦

「会社は、なぜ辞めたくなる場所になってしまうのか?」
「管理職は、どうして“人を育てる”ことが苦手なのか?」
「人が長く働きたくなる職場には、何があるのか?」

柴田社長が2019年に立ち上げた「組織キャリア開発士」は、こうした問いに真っ向から向き合う新しい資格だ。

この資格のミッションは、“個人”と“組織”の橋渡し役を担うプロフェッショナルの育成

・企業内キャリア相談体制の設計
相談窓口の設置だけでなく、「相談してもいいと思える空気」をどうつくるか、組織文化レベルでの改革に取り組む。

・管理職・リーダー層への対話支援研修
ハラスメントにならない関わり方、適切なフィードバック方法、部下の“育て方”を育てる。

・組織全体の人材戦略との連携
人事制度や評価制度とキャリア支援がどう結びつくかを設計することで、“制度が育成を阻む”状況を回避。

・企業と従業員の関係を“対立”から“共創”へ
上司と部下、経営と現場の“間”に入り、対話と調整を促すチェンジエージェントとして活躍する。

今では、複数の企業がこの取り組みを導入し、「離職率が下がった」「社員との面談が変わった」といった成果が出ている。

「個人が輝ける環境は、組織の努力でしかつくれない」
—— その信念のもと、柴田社長は“組織支援のキャリア支援”にも力を注いでいる。


キャリアオアシス——背景に寄り添う、人生の泉

どんなに良い講座でも、「私は対象外かも」と感じた瞬間、心は閉じてしまう。

キャリアオアシスが目指しているのは、“どんな背景の人でも安心して学び、相談できる場所”であることだ。

このプラットフォームでは、以下のような多様な支援が展開されている。

・LGBTQ+の方向けサポート
職場でのカミングアウト、履歴書に性別を書くことへの葛藤、理解のある就職先探しなど、見過ごされがちな悩みに対応する講座・面談がある。

・シングルマザー・育児中の女性向け支援
子育てと学び・仕事の両立を前提としたカリキュラム。夜間や週末の講座も多く、同じ境遇の仲間とつながれる環境がある。

・副業・パラレルキャリア・地方移住者向け支援
本業との両立、複業先の探し方、地方でキャリアを築く方法など、時代の多様性に合わせた支援が進んでいる。

また、オンラインサロンや卒業生ネットワークも充実しており、「学びの後もつながりが続く」「孤立せずに次の一歩が踏み出せる」という声が多数寄せられている。

「“あなたはそのままでいい”と伝えられる場所が、今の社会にはもっと必要なんです」
—— 柴田郁夫


 受講者の声が語る"変化"

資格取得よりも大きかったのは、「自分のことを信じられるようになったことです」
そう語るのは、柴田社長の講座を受けた30代の女性。

他にも、

・「講座中に、何度も涙が出ました。自分を否定し続けていたことに気づいたからです」

・「面談練習を通じて、人の話を“本当に聴く”という感覚が初めて分かりました」

・「家族との関係が良くなった。自分の言葉で自分を説明できるようになったからだと思います」

という声も。

受講者の変化は、試験合格や就職だけではない。
自分を取り戻し、人と向き合い、人生を取り直すような変化が各所で起きている。

柴田社長の講座が「人生を動かす学び」として評価されている理由は、まさにそこにある。


6年前、すべては「不許可」から始まった

今でこそ、全国から受講生が集まり、高い合格率と満足度を誇るこの講座。
だが、その立ち上げは決して順調なものではなかった。

国家資格キャリアコンサルタントとして認可されるには、厚生労働省の基準をすべてクリアしなければならない。
最初に提出した資料は、不許可。
その後も、何度も書き直し、やり直し、電話し、訪問し、また修正——。

「すべての改善が“より良くするためのチャンス”だと思い込むしかありませんでした」
—— 柴田社長

その粘りと情熱が実を結び、今では「全国どこからでも学べる環境」が完成した。

「あのとき諦めていたら、今“学びたかった”人たちが、今も迷っていたかもしれない」
——あの覚悟があったからこそ、今も多くの人の人生が動き出している。


結びに

"選ぶ力"は、生きる力

キャリアを考えるとは、自分の人生を「どう生きたいか」と問い直すこと。
資格を取ることも、転職することも、起業することも、すべては「選んだ人生を生きる」ための手段に過ぎない。

「すべての人が、自分のキャリアに納得し、幸せを感じられる社会をつくる」

それが、柴田社長の変わらぬ願い。

もし、あなたが今、迷っているなら。

焦らなくていい。
決断は、競争ではない。

ただひとつ覚えていてほしい。
“選ぶ力”は、育てることができる。
その一歩を踏み出す場所は、いつでも、ここにある。

志木サテライトオフィス・ビジネスセンター 代表取締役 柴田郁夫氏
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